ボルシア・ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントに所属するガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが現地時間14日に行われたブンデスリーガ第18節ヴォルフスブルク戦のメンバーから外れた。
試合開始前、ペーター・シュテーガー監督は独メディア『スカイ』で「彼は昨日行われたミーティングに参加しなかった。これは怪我をしている選手も含めて参加しなければならない重要なものだった」とオーバメヤンがベンチ外になった理由を語った。
試合はオーバメヤン欠場が響いたのか終始ドルトムントが主導権を握るも決定力不足でヴォルフスブルク相手に引き分けに終わった。
試合後、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は「我々は監督の決断を尊重する」とシュテーガー監督に賛同した。1年間で3度目となった規律違反に対して「彼の頭の中がどうなっているのか分からない。今回は流石に我々も許容できない。金銭的な制裁も考えている」とこれまでにない重い処分を下すことを示唆した。
チームメイトのGKロマン・ビュルキは「今回の決断は当然だ。選手はチームの規律を守る必要がある。どんなに多くのゴールを決めようとね。彼が頻繁に今回のような事でプレー出来ないのはチームにとってとても残念だ」とコメントしている。
ドルトムントの地元紙『ルール・ナハリヒテン』は「クラブは早急にオーバメヤンの問題を解決しなければならない」との見出しを付け「度重なるオーバメヤンの規律違反にはもはや正当な理由など存在しない。放出すべきである」と論じている。
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