RBライプツィヒのナビ・ケイタ【写真:Getty Images】
リバプールは、来夏に加入することが合意しているRBライプツィヒのギニア代表MFナビ・ケイタの獲得を“前倒し”することはなさそうだ。ライプツィヒが公式声明でその可能性を否定した。
ケイタはリバプールへの移籍が合意したことが昨年8月に発表されたが、1年後の今年夏に加入するという合意内容だった。だが、ブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョがバルセロナへ移籍したことにより、その代役としてケイタの獲得を早める考えがあるのではないかと報じられていた。
だがライプツィヒとしては、ブンデスリーガで来季チャンピオンズリーグ出場権獲得を争っているという状況の中、主力MFをシーズン中に手放すつもりはないようだ。14日には公式声明でケイタの早期移籍を否定した。
「ナビ・ケイタは2018年6月30日までRBライプツィヒの選手であり続ける。1月にリバプールへ移籍するという憶測に終止符を打ちたい」と声明には述べられている。
さらに、クラブ幹部のラルフ・ラングニック氏もケイタをめぐる状況についてコメント。「リバプールは彼を今の移籍市場で連れて行くことに改めて関心を見せてきたが、早期の移籍を認めるつもりはない。莫大な移籍金が追加で支払われない限りは不可能なことだ」と述べている。
リバプールはクラブ史上最高額となる移籍金4800万ポンド(約73億円)でケイタを獲得することが合意しているという。1月に獲得するためにはこの金額に大幅な上乗せが必要であり、現実的には不可能ということになりそうだ。
【了】