ディナモ・モスクワのパヴェル・ポグレブニャク【写真:Getty Images】
ロシア1部のディナモ・モスクワに所属する元ロシア代表FWパヴェル・ポグレブニャクは、イタリア・セリエAの試合を観戦に訪れるため無断でチームを離れたとして解雇の危機に立たされているという。ロシア『タス通信』が伝えた。
ポグレブニャクは現在34歳のストライカー。ロシア代表としてEURO2012などに出場し、ブンデスリーガのシュトゥットガルトやプレミアリーグのフラム、レディングでもプレーした経験がある。2015年からディナモに所属している。
そのポグレブニャクは昨年12月9日に、セリエA第16節のユベントス対インテルの試合の観戦に訪れたとしてスタジアムでの写真をSNSに投稿。同行者らとともにユーベの帽子をかぶり、マフラーを手に持った様子で撮影されている。だが、クラブの許可を得ての旅行ではなかったようだ。
ディナモ・モスクワは同じ12月9日に、ロシアリーグ第20節のアンジ・マハチカラ戦を戦っていた。今季のディナモで出場機会を失っているポグレブニャクはこの試合のメンバーから外されていたが、契約ではその場合でも他のメンバーとともに待機すべきであることが定められているという。
ディナモはポグレブニャクが契約違反を犯したとして調査を開始しているようだ。同選手には罰金あるいは解雇などの処分が下される可能性があるとみられている。
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