アーセナルのアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、同クラブに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスが今季末までとなっている契約を延長する可能性は低いと認めた。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
サンチェスはアーセナルとの契約が今年6月までで満了。移籍金が発生するこの冬の移籍市場のうちに他クラブへ移籍する可能性が取りざたされており、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドが特に有力な移籍先候補とみられている。
MFメスト・エジルやMFジャック・ウィルシャーも同様にアーセナルとの契約満了が迫っており、この冬の去就が注目されている。ヴェンゲル監督はエジルとウィルシャーについては契約延長への期待を口にする一方で、サンチェスに関しては別だと認めている。
「エジルが残る可能性はまだある。非常にオープンな状況だ。サンチェスは契約を延長することはなさそうだが、ジャックは引き留めたいと思っている。エジルについても引き留められるチャンスはおそらくあるだろう」とヴェンゲル監督は語った。
サンチェスがアーセナルとの契約を延長しないのであれば、この冬に他クラブへ移籍するか、契約を終えてフリーでアーセナルを退団するかのどちらかとなる。シティへの移籍が合意したとも報じられていたが、アーセナルの要求する移籍金を支払うことにシティが難色を示しているとの報道もある。
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