グリーズマン(左)は同胞のラカゼット(右)とNBA観戦。右隣にはアーセナルのモンレアルが座っていた【写真:Getty Images】
アメリカの世界最高峰バスケットボールリーグ『NBA』は、プロモーションなども兼ねて現地時間11日にイギリスのロンドンで公式戦を開催した。
ボストン・セルティックスがフィラデルフィア76ersに114対103で勝利したゲームには、サッカー界からも多くのセレブが観戦に訪れた。イギリス各メディアが伝えている。
ロンドン開催ということもあり、チェルシーやアーセナルの面々は連れ立って会場に姿を見せた。エデン・アザールはその場でチェルシーと契約延長の意思があることを明かし、ティボ・クルトワやマルコス・アロンソ、アンドレアス・クリステンセンもバスケットボール観戦を楽しんだ。
アーセナルからはナチョ・モンレアルやエクトル・ベジェリン、オリビエ・ジルーが参戦。またシュコドラン・ムスタフィは、同じドイツ人でマンチェスター・シティに所属するイルカイ・ギュンドアンとともに観戦した。
アレクサンドル・ラカゼットは、スペインから駆けつけたアトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマンとの2ショットが撮影されている。他にもイギリス国外、フランスからはパリ・サンジェルマンのユリアン・ドラクスラーが会場に現れ、シャルケ時代の同僚だったアーセナルのセアド・コラシナツと再会した。
ロンドンのクラブからは他にもウェストハムのマヌエル・ランシーニとアドリアンが会場を訪れ、クリスタル・パレスのウィルフレッド・ザハは同クラブのスティーブ・パリッシュ会長とともに観戦。またティモシー・フォス・メンサーやパトリック・ファン・アーンホルト、ルベン・ロフタス=チーク、ヤイロ・リーデバルトの姿もあった。
トッテナムの選手たちは試合前日にフィラデルフィア76ersの面々と交流したことが伝えられていたが、会場にはヤン・フェルトンゲンやエリック・ダイアー、トビー・アルデルヴァイレルト、ムサ・デンベレが揃って登場した。
ロンドン勢以外に目立ったのはマンチェスター・シティの選手たち。ギュンドアン以外にも、ケビン・デ・ブライネやラヒーム・スターリング、負傷離脱中のバンジャマン・メンディと、遠方からバスケットボール観戦に駆けつけた。また、バーンリーのアンドレ・グレイはガールフレンドで、イギリスのガールズグループ『Little Mix』に所属するリー・アン・ピノックとの2ショットを披露した。
現役選手だけでなく、元チェルシーのミヒャエル・バラック氏や、元アーセナルのロベール・ピレス氏などOBたちもおり、中でもマンチェスター・ユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソン元監督の存在は驚きを集めた。
普段はイギリスで見られない世界最高峰のバスケットボールを楽しむために、過密日程の合間を縫ってフランスやスペインから駆けつける選手がいれば、レジェンドやクラブ幹部も会場に姿を見せる。NBAの人気とサッカー選手のバスケットボール好きを象徴する1日となった。
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