ゴールを決めたアドリアン・ラビオ【写真:Getty Images】
現地時間10日に行われたクープ・ドゥ・ラ・リーグ(別名:フランスリーグカップ)準々決勝で、ゴールラインテクノロジーが正常に作動しなかった試合があったと11日に英メディア『BBC』が報じている。
問題となったのはパリ・サンジェルマン(PSG)対アミアンの試合。PSGが先制点を決めた後、78分にもアドリアン・ラビオがコーナーキックから追加点を決めている。しかし、ヘディングシュートがポストを叩いてGKレジ・ギュルトネがキャッチするまでの間にゴールラインテクノロジーが作動せず。ラビオらPSGの選手たちが喜ぶ中、GKギュルトネがボールを大きく蹴って試合を再開するという不思議な光景に。
すぐに主審がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)で映像を確認。映像では、完全にボールがゴールラインを超えていた。そのため、主審はゴールを認めPSGに2点目が入っている。
同メディアによると、同じような出来事が、同日開催されたフランスリーグカップ・準々決勝のアンジェ対モンペリエの試合でも起きていたとのこと。後半はゴールラインテクノロジーの使用を一時的に中断して試合を進めたという。
【了】