ヘルタ・ベルリンの原口元気【写真:Getty Images】
ヘルタ・ベルリンに所蔵する日本代表MF原口元気は今冬にどのような決断をするのだろうか。
11日付けのドイツ紙『ベルリーナー・ツァイトゥング』は「ハラグチはヘルタをいつ去るのか?」という見出しで原口の現状を特集している。
同紙のインタビューでミヒャエル・プレーツSD(スポーツディレクター)は「我々はこれまで何度も話し合いを行ってきた。しかし必ずしも彼を放出するという目的で話が進んでいるわけではない」とコメントしている。
続けて同氏は「ゲンキの場合、頭をしっかり整理する事が重要だ。長い間レギュラーとしてプレーしていた頃のようにね」と昨季の好調時のパフォーマンスに戻ることを期待している。
一方で「1月末までまだ少し時間はある。仮に他のクラブからオファーが届いた場合、それについてゲンキと話し合うだろう」と状況によっては原口放出の可能性についても言及している。
今季の原口はリーグ戦7試合で無得点、プレー時間はわずか207分と出場機会に恵まれていない状況だ。今年6月に行われるロシア・ワールドカップ(W杯)に日本代表として出場するためにピッチ上でのアピールが必要な原口はどのような決断をするのだろうか。
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