天津権健に移籍したアントニー・モデスト【写真:Getty Images】
昨年7月に中国1部の天津権健に移籍したケルンの元エースFWアントニー・モデストが、最下位に沈む古巣の現状を嘆いた。10日にドイツ紙『エクスプレス』が報じている。
2016/2017シーズンはケルンでリーグ戦34試合に出場し25得点を記録したモデスト。チームの順位を押し上げて5位入りを果たし、25年ぶりのヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献していた。チームの“絶対的エース”に君臨していたが、移籍金3570万ユーロ(約46億2000万円)で天津権健に移籍している。
点取り屋を失ったケルンは今季、ブンデスリーガ第17節が終了した時点でリーグ最下位の10得点。深刻な得点力不足に陥っている。モデストはケルンについて「もちろん、僕はまだケルンの情報を追っている。リーグ前半戦の結果はとても残念だ。多くの不運もあったね。残念ながら、僕がいなくなったことでゴールを奪えなくなった。それがチームが低迷している理由の一つだろう。しかし、間違いなく今冬から巻き返すはずさ」と語っている。
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