アーセナルに所属するセオ・ウォルコット【写真:Getty Images】
アーセナルに所属する28歳のイングランド代表FWセオ・ウォルコットを巡る争奪戦で、エバートンが移籍先候補のポールポジションにあるようだ。英紙『デイリー・メール』が報じている。
古巣のサウサンプトンやエバートン、ウェスト・ハムなどがウォルコットに関心を示しており、いずれかのチームが冬の移籍市場で獲得する可能性がある。サウサンプトンを率いるマウリシオ・ペジェグリーノ監督も興味があることを明かしていたが「移籍市場は難しい。それでも、我々は取り組んでいる」と語り、獲得は容易ではないとの見解を示していた。
同紙によると、エバートンは移籍金2000万ポンド(約30億円)を支払う準備が出来ている上にウォルコットに対して週給11万ポンド(約1660万円)の条件を提示する予定だという。 一方でサウサンプトンは財政的に厳しいと考えており、高額な給与を提示するのは難しいようだ。そのため、現時点でエバートンに移籍する可能性の方が高いと考えられている。アーセナルでは出場時間が限られているだけに、ウォルコットも移籍を検討するかもしれない。
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