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コンテ、リバプールとの“DF争奪戦”に敗れたと認める。「サッカーはこういうもの」

text by 編集部 photo by Getty Images

フィルジル・ファン・ダイク
リバプールへ移籍したフィルジル・ファン・ダイク【写真:Getty Images】

 チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、サウサンプトンからリバプールへ移籍したオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの“争奪戦”で敗れたことを認めている。英メディア『スカイ・スポーツ』などがコメントを伝えた。

 サウサンプトンでの活躍によりプレミアリーグ屈指のCBとして評価を高めたファン・ダイクは、冬の移籍市場開始に先立ち、先月28日にリバプールへの移籍が発表された。公表されていない移籍金は7500万ポンド(約113億円)だと報じられており、DFの選手としてはサッカー界の歴代最高額となる。

 ファン・ダイクに対してはリバプール以外にも、マンチェスター・シティやチェルシーなど複数のビッグクラブが関心を示していると報じられていた。コンテ監督は、同選手の獲得を望んでいたことが事実だと認めた。

「サッカーはこういうもの、人生はこういうものだ。彼はもちろん我々のターゲットだったが、サッカーはこういうものだ」とコンテ監督。「多くの選手をターゲットにすることはできるが、獲得を実現させなければならない。どのクラブにとっても移籍市場は簡単なものではない」と続けた。

 ファン・ダイクは現地時間5日に行われたFAカップ3回戦のエバートン戦でリバプールでのデビューを飾り、いきなり決勝ゴールを記録する貢献をみせた。チェルシーにとっては、プレミアリーグの上位を争う上で手強いライバルとなるかもしれない。

【了】

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