アトレティコ・マドリーからバレンシアへ移籍したルシアーノ・ビエット【写真:Getty Images】
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)5回戦の2ndレグが現地時間9日に行われ、バレンシアとラス・パルマスが対戦。ホームで4-0の快勝を収めたバレンシアが2試合合計5-1で準々決勝進出を決めた。
バレンシアの勝利の立役者となったのは、冬の移籍市場で加入した新戦力であるアルゼンチン人FWルシアーノ・ビエットだ。アトレティコ・マドリーからのレンタルで加入したビエットはこの試合でハットトリックを達成した。
バレンシアでのデビュー2戦目で初先発となったビエットは30分に先制点、48分に追加点を記録。出場機会の乏しかったアトレティコでは今季得点がなく、セビージャにレンタルされていた2016年12月以来1年以上ぶりの得点となった。
さらに圧巻だったのは66分。センターサークル内でボールを受けたビエットが前を向いてすぐさま右足を振り抜くと、大きく弧を描いたゴールがGKの頭上を越えてゴール。超遠距離からのスーパーゴールでハットトリックを完成させた。
2018年はまだ始まったばかりだが、早くも今年のベストゴールにのひとつに挙げる声もある。スペイン『アス』紙は「ビエットが43メートルから今年最高のゴール」、アルゼンチン『TyCスポーツ』も「今年最高のゴールのひとつ」とこの得点について伝えた。
【了】