レアル・マドリーのDFマルセロ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するブラジル代表DFマルセロが、今季は守備において非常にネガティブなデータを残している。
攻撃的サイドバックとして広く知られているマルセロは、マドリーの攻撃には欠かせないピースとなっており、今季ここまでリーグ17節試合を終えた時点で14試合に出場していることからも指揮官からの信頼度もうかがえる。
しかし、そんなマルセロも今季は弱点を露呈してしまっている。スペイン紙『アス』のデータによると、今季ここまでマドリーが喫した16失点のうち、37.5%の6失点がマルセロの右サイドから受けたものであるという。
さらに、マルセロは今季チームで最も多くボールを奪われた選手となっており、14試合で226回ものボール奪取を受けているという。先日行われたリーガエスパニョーラ第17節のセルタ戦でも、マルセロがボールを取られたところから失点。結果的に右サイドから2失点を浴び、チームは引き分けに終わっている。
チームの不調と共に守備面でのパフォーマンスを落としているマルセロだが、これからリーグ後半戦に向けて巻き返しを図ることはできるのだろうか。
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