PSGに所属するルーカス・モウラ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する25歳のブラジル代表MFルーカス・モウラが、マンチェスター・ユナイテッドと個人合意したようだ。9日に英紙『サン』が報じている。
同紙によると、クラブ間での交渉はまだ続いているが、モウラ本人とは個人合意に至ったという。また、PSG側は移籍金3500万ポンド(約53億3000万円)の完全移籍を考えているがユナイテッド側はレンタル移籍での獲得を望んでいるとのこと。
PSGは昨年夏にブラジル代表FWネイマールを獲得する上で巨額の資金を投資した。その関係で、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触する可能性があると報じられている。そのため、冬の移籍市場で選手の放出を考えており、モウラは候補として考えられてる選手の中の一人だ。完全移籍での放出を考えている理由としてそのような経緯があるのだろう。
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