昨年現役を引退したカカー【写真:Getty Images】
昨年限りで現役を引退した元ブラジル代表MFカカーは、引退後の最初の活動として代理人業をスタートさせることを明らかにした。
ミランやレアル・マドリー、ブラジル代表などで中心選手として活躍し、2007年のバロンドールも受賞したカカー。MLS(メジャーリーグサッカー)のオーランド・シティで3シーズンを過ごしたあと、昨年末に35歳で現役生活を終えた。
オーランド退団後の昨年11月にはミラノを訪れ、ミラン首脳陣と接触。ミランはカカーに対して下部組織の指導者やディレクターなどのポストを用意し、古巣復帰への話を持ちかけたとみられていた。
ミランへの回答を一旦保留していたというカカーだが、8日にインスタグラムの自身のアカウントで今後の去就を発表。スポーツエージェンシー「ベスト・オブ・ユー・スポーツ」と協力しての活動を開始することを明らかにした。
「成功する協力関係というのは、携わる全員が勝利できるような関係だ。新たなプロジェクト、新たな挑戦で2018年をスタートさせる」とカカーはコメントしている。ミランへの復帰は現時点では見送られることになりそうだ。
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