レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は就任以来最大の危機に陥っているかもしれない。
現地時間7日に行われたリーガエスパニョーラ第18節でマドリーはセルタと敵地で対戦し、2-2で引き分けた。
試合後、監督会見に臨んだジダン監督は「我々は多くのミスをした。特にビルドアップの際に何度もボールを奪われた」と終盤に追いつかれた試合を振り返った。今回の引き分けで首位のバルセロナとは16ポイント差を付けられた。その事を問われると「順位について語らない」とのみ答えた。
補強の進まないマドリーに対しライバルクラブは着々と今冬に新戦力を獲得している。バルセロナはリバプールからブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョをアトレティコ・マドリーはスペイン代表FWジエゴ・コスタを獲得するなどチーム強化に励んでいる。
「私がチームの責任者だ」と強気の姿勢を崩さないジダン監督。チャンピオンズリーグ(CL)を3度制するなどこれまで監督して順調なキャリアを築いてきた45歳のフランス人指揮官はこの状況をどのように乗り切ることが出来るのだろうか。
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