U-20日本代表の冨安健洋【写真:Getty Images】
J2のアビスパ福岡は8日、同クラブ所属のU-20日本代表DF冨安健洋がベルギー1部のシント・トロイデンへ完全移籍することが決定したとして発表を行った。
現在19歳の冨安は身長188cmの長身センターバック。福岡の下部組織から2016年にトップチームに昇格した。2017シーズンはレギュラーとしてJ2で35試合に出場。各年代の日本代表でもプレーし、昨年5月にはU-20ワールドカップにも出場して安定したプレーを見せた。
冨安は福岡公式サイトを通し、「この7年間、アビスパ福岡でなければここまでくることが出来なかったと思います。アビスパ福岡に携わる全ての方々に支えられ成長することができました。本当に感謝しています」とコメント。「しかし、まだ何かを成し得たわけでもありませんし、掴み取ったわけでもありません。これからたくさんの高い壁があると思いますが、アビスパのプライドを持って自分らしくひとつひとつ超えていきたいと思います」と欧州での活躍を誓っている。
シント・トロイデンは現サガン鳥栖のFW小野裕二も2015年から16年にかけて在籍していたクラブ。昨シーズンは12位で終えたが、今季は第21節を終えた時点で6位と好位置につけている。
ベルギー1部ではヘントでFW久保裕也、ワースラント=ベフェレンでMF森岡亮太も活躍を見せている。また、オイペンもMF豊川雄太をイングランド2部リーズからのレンタルで獲得することを今月5日に発表した。
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