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昨夏にもコウチーニョ獲得に迫っていたバルサ。SNSでの獲得発表にその“証拠”

text by 編集部 photo by Getty Images

フィリッペ・コウチーニョ
リバプールからバルセロナへ移籍したフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】

 リバプールに所属していたブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョの獲得を6日に発表したバルセロナだが、その獲得発表はもともと昨年夏に予定されていたものだったのかもしれない。クラブの公開した動画の中にその“証拠”があるとして話題となっている。

 コウチーニョの獲得決定を発表したあと、バルサはツイッターの公式アカウントでひとつの動画を投稿した。ツイッター、フェイスブック、インスタグラムにおけるバルサの各公式アカウントが、コウチーニョの各アカウントを次々とフォローや「いいね」していく様子を動画として画面キャプチャーし、コウチーニョの獲得を象徴的に表したものだった。

 だが、その動画の中に映されているパソコン画面の細部に注目した目ざといファンがいたようだ。コウチーニョのフェイスブックアカウントは、最終投稿が「8月8日」となっているものが映されている。現在の同選手のアカウントでは8月8日の次の投稿が9月15日となっており、動画はその間の期間に作成されたものとみられる。

 また、動画に映された各アカウントのフォロワー数も現在のものより大幅に少なく、動画が数ヶ月前に作成されたものであることをうかがわせる。バルサのフェイスブックアカウントのカバー画像も、8月当時に用いられていたものが映されている。

 実際のところ、バルサは昨年夏にもコウチーニョの獲得に迫っていることが盛んに報じられていたが、最終的に合意には至らなかった。バルサ側は夏の時点でもコウチーニョの獲得を確信し、発表を準備していたようだ。

【了】

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