エイバルの乾貴士【写真:Getty Images】
国内リーグの直近7試合の成績を基準に考えれば、日本代表FW乾貴士の所属するエイバルは「欧州で最も好調なチーム」のひとつだと言えそうだ。スペイン紙『マルカ』が7日付で伝えた。
エイバルは現地時間6日に行われたリーガエスパニョーラ第18節の試合でラス・パルマスと対戦。前半に1点ビハインドを背負いながらも、後半の連続ゴールで逆転し、アウェイで2-1の勝利を収めた。
これでエイバルはリーグ戦3連勝。ヘタフェ戦のドローを挟んで、その前の3試合にも連勝を収めており、最近7試合で6勝1分けという結果だ。勝ち点21のうち19を獲得という成績は、欧州主要リーグではマンチェスター・シティとユベントスに並ぶ最多タイの数字となっている。
それ以前の7試合では2分け5敗と1勝もできず、降格圏間際にまで沈んでいたエイバルだが、第12節ベティス戦に5-0で大勝してから劇的に復調。現在では7位にまで順位を上げてきた。
その7試合全てに先発で出場している乾も、バレンシア戦で1得点、ジローナ戦で2得点を記録するなどチームの好調に寄与しているのは確か。MFダニ・ガルシアやFWセルジ・エンリクとともに、乾は「開幕当初は本来の姿とは程遠かったが、力を取り戻してきた」選手たちの一人だと『マルカ』は評している。
【了】