リーガエスパニョーラ第18節の試合が現地時間6日に行われ、アトレティコ・マドリーとヘタフェが対戦。ホームのアトレティコが2-0で勝利を収めた。

　アトレティコは、FWジエゴ・コスタがこの試合に先発出場。チェルシーから古巣アトレティコへの復帰が昨年9月に決定したD・コスタだが、1月の移籍市場が開くまでは公式戦への出場が不可能であり、チェルシーで昨シーズンを終えてから半年は練習しかできない状況で過ごしていた。

　4日に行われたコパ・デル・レイ（スペイン国王杯）の試合に交代出場してさっそくゴールを記録したのに続いて、ヘタフェ戦には先発で出場。チームが1点をリードして迎えた68分には右からのクロスにゴール前で合わせ、リーガで4シーズンぶりとなる待望のゴールを挙げた。

　得点を決めたD・コスタはゴール裏へと駆け寄って広告版を飛び越え、観客席手前にある短い階段を登ると、最前列のサポーターたちと抱擁を交わしながらゴールを祝った。だが主審はこの行為を違反と判断し、イエローカードを提示。その数分前に相手選手へのひじ打ちで警告を受けていたD・コスタはイエロー2枚で退場となってしまった。

「主審は感情の部分を解釈することはできない。サポーターと一緒に喜びに行っての退場だが、ルールがそうなのであれば受け入れなければならない」とディエゴ・シメオネ監督はD・コスタへの判定について試合後にコメントしている。

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