バルサ育ちの“和製イニエスタ”
久保建英は16歳でJ1デビュー&プロ契約【写真:Getty Images】
久保建英の2017年は目まぐるしく環境が変わる大忙しの日々だった。5月にFC東京のトップチームデビューを果たし、U-20とU-17で2度のW杯に出場、そしてプロ契約締結とJ1デビュー…16歳の少年がこれだけの経験をするということは、彼の才能の証明にほかならない。
名門バルセロナ育ちという経歴に注目が集まりがちだが、テクニック、プレービジョン、インテリジェンスとサッカーに必要なあらゆる要素がハイレベルで、上の世代に混ざっても萎縮することなく実力を発揮できる。「常に相手を上回っていたい」という貪欲さが成長を加速させるか。間違いなく日本サッカーの将来を背負う超逸材だ。
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