レスターに所属する岡崎慎司【写真:Getty Images】
レスター・シティに所属する31歳の日本代表FW岡崎慎司のプレー時間増加に繋がるかもしれない。チームを率いるクロード・ピュエル監督が、ストライカーの売却を明言した。4日に英紙『レスター・マーキュリー』が報じている。
岡崎は今季公式戦21試合に出場し7得点3アシストを記録。この他、数字に表れない部分(ハードワークなど)でもチームに貢献しており、ジェイミー・ヴァーディーのパートナーとして考える現地メディアも多い。しかし、活躍した次の試合でベンチスタートとなるなど、思うように出場機会を得ていないのが現状だ。
ただ、これはピュエル監督自身も感じている部分だという。同紙によると、同監督はFWが多すぎて全てのストライカーに十分な出場機会を与えることが出来ていないと考えているようだ。その打開策として、ストライカーの売却を考えているとのこと。
同監督も「おそらく我々は売ることになるだろう」と答えストライカーの放出を明言。続けて「多くの選択肢があるので、全ての攻撃的プレイヤーと話し合う必要がある。彼らには、彼らが望むプレー時間を与えることが出来ていない。チームのさまざまなポジションで異なる選手とのバランスを取ることが重要だからだ。我々には優れた選手と優れたメンタリティーを持つ選手がいる。彼らは素晴らしいスピリットを発揮してピッチ上で頑張っている。これを維持することが重要だ」と語っている。
同紙によれば、放出の最有力候補はアルジェリア代表FWイスラム・スリマニとのこと。同選手に関してはトルコ1部のベシクタシュが獲得を検討している。チームに所属するトルコ代表FWジェンク・トスンがエバートンに移籍するため、その代わりとしてスリマニの獲得を考えているようだ。
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