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スパーズ監督、エース売却は否定も過去の事例を懸念「モドリッチやベイルのように…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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 トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、クラブのエースの去就に言及した。スペイン紙『マルカ』が伝えた。

 トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインは、現在イングランド・プレミアリーグで18ゴールを記録し得点ランキング1位を維持。2017年の公式得点記録では、バルセロナのFWリオネル・メッシを抑えて単独1位に輝くなど今最も注目されるストライカーの一人となっている。

 そんなケインの獲得に興味を示しているのが、昨季の欧州王者レアル・マドリー。FWカリム・ベンゼマやクリスティアーノ・ロナウドが今季得点不足に苦しんでいることを受け、新たな得点源としてこのイングランド代表のストライカーを迎え入れようとしている。

 これに対し、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は「もしマドリーが来ても彼を売るつもりはないと言うだろう」と放出には否定的な態度を示した。

 しかし、レアル・マドリーには2012年の夏にMFルカ・モドリッチが、その翌年にはFWガレス・ベイルがそれぞれトッテナムからの移籍を果たしたという過去もある。そういった背景から、ポチェッティーノ監督は「モドリッチやベイルのように選手が退団を求めてきたら、その時はどうなるか見てみよう」と譲歩している。

【了】

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