蔚山現代に移籍した豊田陽平【写真:Getty Images】
J1リーグのサガン鳥栖が4日、チームに所属する32歳の元日本代表FW豊田陽平が韓国1部の蔚山現代に期限付き移籍したと発表した。契約期間は2018年1月3日から12月31日までとなっている。
豊田は名古屋グランパスやモンテディオ山形、京都サンガなどを経て2010年から鳥栖でプレーしていた。2年間のレンタル移籍のうちに主力選手へと成長し、2012年から完全移籍へ移行。2012年にはJリーグベストイレブンにも選出されている。
鳥栖のオフィシャルサイトを通じて豊田は「あけましておめでとうございます。2018シーズンより、大好きな鳥栖を離れる決意を固めました。常に誠実に、鳥栖のためにピッチ内外で痒いところに手が届くような人間、選手でありたいと。そう常に思わせてくれたのはクラブ、ファン、サポーターの皆様の存在が私自身にとって特別なものだったからです」
「この移籍でサガン鳥栖と決別するという意味合いはもちません、私の哲学の中にある“鳥栖のあるべき姿”を外から確認できたとき、また鳥栖でプレーしたいと必ず思うはずです。この曖昧な表現でファン、サポーターの皆様が混乱することは望んでいません。望むのは、サガン鳥栖のタイトル奪取と豊田陽平のゴールで皆様の胸にある思いが、私に届きつづけることです」
「2010年より、どんな時も不器用な私の背中を押し、飛躍させてくれた全ての皆様に感謝し次のステージでも、努力を惜しまず豊田陽平らしく最善を尽くしつづけることを約束します。ありがとうございました」とコメントしている。
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