マルティノスが自身のインスタグラムで横浜FM退団の意思を表明した【写真:Getty Images】
横浜F・マリノスに所属するキュラソー代表MFマルティノスが、同クラブ退団の意向を自身のインスタグラムで表明した。
準優勝に終わった天皇杯決勝から2日、現在オランダのアムステルダムにいるマルティノスはインスタグラムで「今シーズン一つもタイトルが取れず本当にごめんなさい。いい時も悪い時もファン、サポーター、そして選手、スタッフの皆様に多大なるサポートをありがとうございました」と、横浜FMへの感謝を述べた。
2016年にルーマニアのFCボトシャニから横浜FMに加入した同選手は、J1で通算53試合出場9ゴール、2017シーズンは29試合出場5得点を記録していた。齋藤学が負傷離脱してからは攻撃の柱として獅子奮迅の活躍を披露し、自慢のスピードを生かしたドリブルや正確なクロスを駆使して7アシストを挙げるだけでなく、重要な場面で何度も貴重なゴールを奪っていた。
しかし、来季は違うクラブでプレーすることになるかもしれない。マルティノスは「マリノスでの時間は自分を人としてそして選手として大きく成長することが出来ました。自分のキャリアのために次のステップに向かいたいと思います! マリノスで過ごせた日々は忘れません、本当にありがとうございました!!」と、退団を示唆するコメントも残した。
2017年はキュラソー代表として北中米カリブNo.1を決めるCONCACAFゴールドカップにも出場し、マルティノスにとっては飛躍の1年となった。浦和レッズへの移籍も噂され、2018年は横浜を離れて新たなチャレンジの1年となりそうだ。なお、本人のコメントが掲載されたインスタグラムの投稿はすでに削除されている。
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