コリンチャンスから名古屋グランパスに加入するジョー【写真:Getty Images】
J1の名古屋グランパスは3日、ブラジル1部のコリンチャンスから元ブラジル代表FWジョーを完全移籍で獲得したことを発表した。
現在30歳のジョーは、2017年のブラジル全国選手権1部で18ゴールを記録。得点王に輝く活躍でコリンチャンスのリーグ優勝に大きく貢献し、ブラジル年間最優秀選手にも選出された。
ブラジル代表としても、自国開催の2014年ワールドカップに出場するなど20試合に出場して5得点を記録している。ブラジルでの事前報道によれば、名古屋はこの大物ストライカーの獲得のために移籍金1100万ユーロ(約15億円)を支払うという。
「新たな挑戦の機会を与えていただいた名古屋グランパスの皆さま、サポーターの皆さまに心より感謝申し上げます。名古屋グランパスに加入できたことをとても嬉しく思うと共に、応援し、期待してくださる皆さまのためにもタイトルを獲れるよう一生懸命頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします」と名古屋公式サイトは加入に際してのジョーのコメントを伝えている。
ジョーはコリンチャンスでデビューしたあと、2005年から2008年までのロシアのCSKAモスクワでプレー。ここでの活躍を評価され、マンチェスター・シティが当時のクラブ最高額となる移籍金1800万ポンド(約27億万円)で獲得した。その後はエバートン、ガラタサライへのレンタルを経てブラジルへ帰国し、中東や中国でのプレーも経験。今年は12年ぶりに復帰した古巣で非常に充実したシーズンを過ごしていた。
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