復活を遂げた開催国ロシアの要塞
イゴール・アキンフェエフがロシアのゴールに立ちはだかる【写真:Getty Images】
30位:イゴール・アキンフェエフ(ロシア/CSKAモスクワ)
17歳でCSKAモスクワの正守護神になったイゴール・アキンフェエフ。ロシア代表ではEURO2004でのメンバー入りやEURO2008でのベスト4などを経験し、積み上げたキャップ数は100を超えた。
しかし、近年は2015年に観客から投げ込まれた発煙筒が頭部に直撃した影響で負った脳しんとうの影響や、負傷もあってパフォーマンスが低下して批判を浴びることも少なくなかった。それでも最近は復調傾向にあり、かつての安定感を取り戻した感がある。32歳で迎える自国開催のW杯では、ロシア代表のプライドを示すためにもアキンフェエフの活躍が不可欠だ。
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