インテルの長友佑都【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第19節の試合が現地時間の30日に行われ、インテルとラツィオが対戦して0-0で引き分けた。インテルのDF長友佑都はベンチに入ったが出場はなかった。
試合前のイタリアメディアでは、左サイドバックの先発争いでダビデ・サントンに対して優位に立っているとの見方が有力だった長友。だが結局先発に起用されたのはサントンで、長友はリーグ戦では7試合連続の出場なしに終わった。
夏には放出が確実視されながらもインテルに残留し、ルチアーノ・スパレッティ監督からの評価を勝ち得た長友は、リーグ序盤戦ではレギュラーとして左SBに起用されていた。だが第13節アタランタ戦以降は出場がなく、コッパ・イタリア(イタリア杯)のみの出場にとどまっている。
リーグ戦7試合連続の欠場は、長友がインテルに加入して以来2番目の長さとなる。2014/15シーズンの2月から5月にかけて、負傷のため12試合を欠場して以来だ。それ以外では、昨シーズンの第3節から第8節まで6試合出場機会がなかったのが最長だった。負傷以外では過去7年間で最長の欠場期間となる。
これまでインテルで何度も出場機会減少の窮地に立たされてきた長友だが、そのたびに苦しい時期を乗り越えて先発に返り咲いてきた。今回もまたポジションを奪い返すことができるだろうか。
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