ジェフアカデミーの宮田海斗を紹介するアス紙【写真:AS】
ジェフユナイテッド千葉の下部組織であるジェフアカデミーはスペイン遠征を行い、現地時間27日から29日まで開催されたU-12の大会「LaLiga Promises」に参加した。スペイン紙『アス』はこの大会で特に活躍が目立った選手の一人として、ジェフアカデミーのMF宮田海斗を選出している。
育成年代の大会としてはスペイン国内でも高い注目を集めるこの大会で、ジェフアカデミーは予選リーグでインテル、バレンシア、レアル・マドリーと対戦。結果は3戦全敗となったが、9位から16位までの順位決定トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンを破り、準決勝でテネリフェに敗れて大会を終えた。
『アス』紙では、「今後注目すべき15人のエース」として、この大会で活躍した15人の選手を選びだした。マドリーやバルセロナ、ユベントスなど欧州の名門クラブの下部組織の選手たちと並んで、ジェフのMF宮田も選ばれている。
「この日本の小さな選手はフットボーラーらしさを随所に見せた。ボール扱いやドリブル、エリア外からのシュートに優れている。さらに、キャプテンとして苦しい場面でチームを引っ張った。クオリティーとキャラクター、そして何より仕事への強い意欲がある」と評されている。
『アス』紙が29日付で掲載したインタビューでは、宮田は「スペインでプレーしたい。マドリーかバルセロナに移籍してバロンドールを受賞したい」と夢を語っていた。将来の大きな飛躍が期待される選手の一人となりそうだ。
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