インテル、ラツィオとドロー【写真:Getty Images】
【インテル 0-0 ラツィオ セリエA第19節】
現地時間30日に行われたセリエA第19節でインテルはラツィオをホームに迎え、0-0で引き分けた。長友佑都は出場しなかった。
公式戦3連敗と調子を落としているインテルは、長友が再びベンチに。右サイドには評価を高めている様子のカンセロが入り、左サイドはサントンが務める。
まずまずの入りを見せたインテルだが、決定機をつくるには至らない。チャンスがあっても相手GKストラコシャの好守に阻まれ、得点は生まれなかった。
それでも守備は奮闘を見せる。ラノッキアが安定感のあるプレーを見せ、ハンダノビッチはいつもどおりのセーブで守備を引き締めた。
0-0で折り返した後半。インテルは57分にボルハ・バレロが鋭いシュートを枠内に飛ばすも、GKの手をかすめたボールはポストに嫌われて得点ならず。
60分にはシュクリニアルのハンドをとって主審がラツィオのPKを宣告した。だが、映像を使ってプレーを確認したところ、シュクリニアルのハンドは自身の足に当たってはね返ったボールに触ったもので、意図的ではないというジャッジ。PKの判定は取り消された。
時間の経過とともにゴールに迫っていくのはラツィオ。80分には完全にインテルの守備を崩したが、フェリペ・アンデルソンのシュートは枠を外れた。
インテルは終盤、ペリシッチのクロスにイカルディが飛び込む、好調時のような形をつくったが、これもわずかに合わず。ここ5試合で1得点の攻撃は、この日も不発だった。
結局、最後までどちらも得点は決まらず、試合は0-0の引き分けに終わった。
【了】