ガンバを献身的に支えたベテランGK
藤ヶ谷陽介【写真:Getty Images】
藤ヶ谷陽介(ふじがや・ようすけ)
生年月日:1981年2月13日(36歳)
1999年にコンサドーレ札幌でプロデビューを果たすと、2001年に行われたFIFAワールドユース選手権に正守護神として出場した。2005年から所属するガンバ大阪では当初ベンチを温める時期が続いたが、シーズン途中に正守護神となると同クラブのリーグ初優勝に貢献した。
ガンバでは正守護神として活躍していたが2014年にジュビロ磐田へ移籍し、同年に東口順昭がG大阪へ加入した。その後藤ヶ谷は古巣への復帰を果たすが、東口の牙城を崩すことはできず、ベンチを温める時期が続く。だが、東口が代表選出で不在時などは献身的なプレーでチームの最後の砦として君臨した。リーグ戦出場数は実に300試合を越え、ガンバ大阪の象徴として長くプレーした藤ヶ谷。今季引退を決意した。
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