東京Vなどで活躍。男気に溢れたGK
高木義成【写真:Getty Images】
高木義成(たかぎ・よしなり)
生年月日:1979年5月20日(38歳)
東京ヴェルディでプロデビューを果たし、リーグ出場数通算200試合を越える大ベテランだ。記憶に残るのは、自陣からのフリーキックがそのままゴールに入るなど史上4人目となるGKとしての得点を記録したことだろう。東京ヴェルディ、名古屋グランパス、FC岐阜では控えに甘んじることも多かったが、ムードメーカーとしてチームを支えていた。
今年夏に上西小百合議員がSNS上で浦和レッズに対して批判的な発言をした際には、苛立ちを隠せず反発するなどサッカーへの愛を感じさせた。
大木武監督の下「ミラクル岐阜」をテーマにシーズンを戦ったFC岐阜。高木もチームの躍進に全力を注いでいたが、惜しまれつつ引退という形になった。
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