実はユーティリティ? 札幌の巨人センターバック
増川隆洋は来季どのクラブで、どのポジションでプレーしているだろうか【写真:Getty Images】
DF:増川隆洋(北海道コンサドーレ札幌)
2017年度リーグ戦成績:1試合出場0得点(J1)
Jリーグ通算成績:376試合出場16得点(J1:289試合、J2:87試合)
名古屋グランパス時代の2010年にJ1優勝を経験し、リーグベストイレブンにも選ばれた増川隆洋も、今年はコンディション維持に苦しんだ。北海道コンサドーレ札幌のJ1昇格に貢献した昨年の33試合から出番を大きく減らし、わずか1試合の出場に。そして契約満了で退団となった。
大柄な体格を生かしたパワフルな守備を持ち味とするセンターバックのイメージが強いものの、学生時代はMFとしてプレーしていた。プロ入り後もGK以外の様々なポジションで起用され、フリーキックを蹴ることもあるなど実は技巧派な一面もある。38歳の“ポリバレント巨人”の新天地はどこになるだろうか。
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