アレックス・ファーガソン氏(左)とアーセン・ヴェンゲル監督(右)【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、現地時間28日に偉大な記録に並んだ。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
28日に行われたプレミアリーグで、アーセナルはクリスタル・パレスと対戦。この試合でヴェンゲル監督は同クラブでプレミアリーグを810試合戦ったことになる。これは、長年マンチェスター・ユナイテッドを指揮したサー・アレックス・ファーガソン氏と並ぶ記録だ。
同メディアは、2人の戦績を比較している。
ヴェンゲル監督は810試合のち468試合で勝利しており、勝率58%という立派な数字だ。しかし、ファーガソン氏は528勝で勝率65%。引き分けはヴェンゲル監督が197回で、ファーガソン氏は168回。敗戦はアーセナル指揮官が145回、元ユナイテッド指揮官が114回となっている。
数字ではファーガソン氏がより大きな功績を残しているが、810試合もの間、一つのクラブで指揮を執り続けること自体が偉業であることは間違いない。近年はファンから退任を望む声も多く聞かれるようになったヴェンゲル監督だが、アーセナルの一つの時代をつくった指揮官であることは確かだろう。
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