サウサンプトンのDF吉田麻也【写真:Getty Images】
サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也が、クラブの現状を嘆いた。
26日、イングランド・プレミアリーグ第20節の試合が行われ、サウサンプトンはアウェイで上位のトッテナムと対戦。相手のエースFWハリー・ケインにハットトリックを許すなど圧倒された末に5-2の敗北を喫した。
これによりサウサンプトンは、リーグ戦の順位を14位まで落とし、7戦連続で勝利がない状態となっている。昨季まで指揮を執ったクロード・ピュエル氏に代わり、今季はマウリシオ・ペジェグリーノ監督による新体制となったものの結果は芳しいものとはなっていない。
トッテナム戦にも出場した吉田麻也は「全員が責任を負わなければならない」とコメント。監督交代後も結果が伴わないクラブの現状を嘆いた。英紙『スカイ・スポーツ』が伝えた。
「クラブが満足していなかったからクロード・ピュエルは昨季解任された。でも状況はさらに悪いものになっている」
また、吉田は「監督をクビにすることが必ずしもベストな選択ではない」と語るなど自身の見解を具体的に語った。しかし同時に「それは僕の決定ではなく、クラブの決定だが」とあくまでクラブに決定権があることを強調した。
サウサンプトンは、13節のエバートンの戦以来の勝利を目指し、年内最後の試合である第21節のマンチェスター・ユナイテッド戦に臨む。
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