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2017年の海外サッカーを月別に振り返る。ネイマール筆頭に高額移籍相次ぐ【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

10月:カタルーニャ独立問題でバルサの試合が無観客に

バルセロナ
無観客試合となったバルセロナ対ラス・パルマス【写真:Getty Images】

・カタルーニャ州独立問題の影響でバルサ無観客試合に
・南米王者チリがW杯行きを逃す
・「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2017」が開催され、世界ベストイレブンが発表
・アンドレア・ピルロが現役引退を表明

 ロシアW杯出場国が次々と決定した10月。フランスなどが順当に出場を決める中、チリ代表が予選敗退となった。2014年ブラジルW杯で3位という成績を残したオランダ代表も予選敗退。EURO2016年に続いて国際大会出場を逃した。この結果を受け、オランダ代表アリエン・ロッベンは代表引退を発表している。

 また、ある政治的問題がサッカー界に大きな影響を与えた。カタルーニャ自治州独立の是非を問う住民投票が実施されようとしていたが、中央政府が警官隊を派遣して投票を実力阻止しようとしたため、反発する住民と衝突。これを受けバルセロナはラス・パルマス戦の延期をスペインサッカー協会に求めたが、試合を開催しなかった場合は勝ち点はく奪の処分が下されると通告され、バルセロナは安全面を考慮し無観客試合を実施することになった。これはクラブ史上初の出来事である。

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