ボルシア・ドルトムントのサポーター【写真:Getty Images】
2017/18シーズンの前半戦を終えた欧州主要リーグで、最多の平均観客動員数を記録しているのはドイツのブンデスリーガであり、昨年比で約6.3%増加しているという。スペイン紙『アス』が27日付でデータを伝えた。
シーズンの半分にあたる第17節までを戦い終えたブンデスリーガでは、全153試合で合計678万2232人の観客が試合を観戦。1試合平均4万4335人で欧州最多となっている。昨シーズン全体の平均4万1511人から約6.3%増加している。
その理由として『アス』紙は、2006年ワールドカップ時に建設された近代的で快適なスタジアムが多いことや、平均31ユーロ(約4200円)という手頃な入場料金、また入場チケット提示によりスタジアムまでの公共交通機関が無料となる点などを挙げている。
平均観客数の2位はイングランドのプレミアリーグで、3万8021人。こちらも昨シーズン比で5.7%の増加となっている。マンチェスター・ユナイテッドが平均7万4982人で最も多く、ウェンブリー・スタジアムを今季の本拠地として使用するトッテナムが2位に続く。
平均観客数3位のリーグはスペインのリーガエスパニョーラで2万7165人だが、昨シーズンよりわずかに減少。その理由としては10月のバルセロナ対ラス・パルマス戦が無観客試合となったことや、一部スタジアムで工事のため収容人数が制限されたことなどが挙げられている。
平均観客数4位はイタリア・セリエAで2万4481人。フランス・リーグアンが2万1859人で5位に続いている。
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