J1の柏レイソルに所属するDF増嶋竜也は、2018シーズンは期限付き移籍でJ2のジェフユナイテッド市原・千葉に加入することが決定した。27日に両クラブから発表が行われている。

　現在32歳の増嶋は千葉出身で、市立船橋高校から2004年にFC東京に加入してプロデビュー。その後はヴァンフォーレ甲府、京都サンガFCへの期限付き移籍を経て京都へ完全移籍し、2011年から柏に在籍していた。

　柏では加入1年目のJ1優勝などに貢献したが、負傷の影響もあって徐々に出場機会が減少し、2017年はベガルタ仙台へ期限付き移籍。仙台ではJ1のリーグ戦22試合に出場して1ゴールを記録した。

「自分が生まれ育った地元のクラブで精一杯頑張りたいと思います。まずは『ちばぎんカップ』で柏のみなさんに会えることを楽しみにしています」と増嶋は柏公式サイトでサポーターに向けてコメント。千葉公式サイトでは「生まれ育った場所でもある地元のチームでプレーできることをとても楽しみにしています。J1昇格のために全力で戦います」と同選手のコメントが伝えられている。

　2017年はJ2のレギュラーシーズンを6位で終えた千葉だが、昇格プレーオフ準決勝で敗れる結果に終わった。J1での経験豊富な増嶋を加え、来季こそは悲願のトップリーグ復帰を勝ち取ることができるだろうか。

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