東京ヴェルディから鹿島アントラーズへ移籍する安西幸輝【写真:Getty Images for DAZN】
J1の鹿島アントラーズは27日、J2の東京ヴェルディに所属していたDF安西幸輝を完全移籍で獲得することが決定したと発表した。
安西は1995年5月31日生まれの22歳。東京Vの下部組織で育ち、2014年のトップチーム昇格1年目からレギュラーに定着した。4シーズンでJ2通算150試合に出場して6ゴールを記録している。
2017年にはリーグ戦40試合に出場してレギュラーシーズン5位の成績に貢献したが、東京Vは昇格プレーオフ準決勝で敗れてJ1復帰を逃した。2018シーズンは自身初となるJ1の舞台でプレーすることになる。
「トップに入ってからはずっとヴェルディをJ1に昇格させることだけを考えて今まで努力してきましたが、自分の力が足りず、昇格させられずにこのチームを去ることを本当に申し訳なく思っています」と安西は東京Vの公式サイトでコメントしつつ、「ただ今までもこれからもヴェルディが大好きで、このクラブが自分の家だということは変わりません」と小学生時代から12年間在籍したクラブへの思いを強調。「これからいち選手としてより高みを目指して頑張ります」と新たな挑戦への意気込みを表した。
鹿島公式サイトでは、「伝統のあるチームの一員になれることを嬉しく思います。一日でも早くピッチに立ち、チームに貢献したいと思います。応援よろしくお願いします!」と入団に際しての安西のコメントが伝えられている。
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