大宮アルディージャから名古屋グランパスへ移籍する長谷川アーリアジャスール【写真:Getty Images for DAZN】
大宮アルディージャに所属していたMF長谷川アーリアジャスールは、2018シーズンより名古屋グランパスへ完全移籍することが決定した。27日に両クラブより発表が行われている。
イラン人の父親と日本人の母親を持つ長谷川は1988年生まれの29歳。2007年に横浜F・マリノスでキャリアをスタートさせ、その後FC東京、セレッソ大阪、レアル・サラゴサ(スペイン2部)、湘南ベルマーレでプレーしてきた。
2017年には大宮へ移籍し、J1で16試合に出場したが、チームをJ2降格から救うことはできず。2014年のC大阪、昨年の湘南に続いて4年間で3度目の降格を味わうことになってしまった。J1昇格を決めている名古屋へ移籍することで、長谷川自身は来季も引き続きJ1でプレーすることになる。
「一年という短い期間でしたが、期待に全く応えられず非常に申し訳ない気持ちです」と長谷川は大宮の公式サイトでサポーターに向けてコメントしつつ、「今回の移籍に関しては、すごく悩みました。降格という責任も感じている中、プロサッカー選手として色々と考えた結果、新たに勝負したい、チャレンジしたいと思い、決断しました」と心情を述べている。
一方、名古屋も公式サイトで入団に際しての長谷川のコメントを伝えた。「皆さんに早く認めてもらえるよう、グランパスの勝利のために自分の全てを懸けて戦います!ぜひスタジアムでお会いしましょう!!」と新天地のサポーターにメッセージを送っている。
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