アビスパ福岡からヴィッセル神戸へ移籍するウェリントン【写真:Getty Images for DAZN】
J2のアビスパ福岡に所属していたブラジル人FWウェリントンは、2018シーズンよりJ1のヴィッセル神戸へ移籍することが決定した。26日に両クラブから発表が行われている。
ドイツやオランダでのプレー経験もある29歳のウェリントンは、2013年に湘南ベルマーレに加入して日本で初めてプレー。2年目の2014シーズンにはJ2で得点ランク2位の20ゴールを挙げる活躍を見せた。
一旦ブラジルに帰国したあと、2015年5月に福岡に加入。チームのJ1昇格に貢献し、2016年のJ1でも主力FWとしてプレーした。チームが再びJ2に降格した2017シーズンには得点ランク3位タイの19ゴールを記録したが、福岡は昇格プレーオフ決勝で敗れて惜しくもJ1復帰を逃す結果に終わった。
「私がこの街に来た初日から今日まで約2年半の間に皆様から受けた優しさに心から感謝いたします。在籍期間中、練習や試合に関係なくいつも自分の持てる力の100%を出し切ったつもりです。この2年半アビスパ福岡の一員となれたことが幸せでした」とウェリントンは福岡のサポーターに向けてメッセージを述べた。
また、神戸公式サイトでは「ヴィッセル神戸のユニフォームに袖を通せることを本当に幸せに思います。2018シーズン、沢山のゴールを決めチームに貢献したいと思います」と新天地での活躍に向けて意気込みを見せている。
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