U-17ワールドカップに出場した中村敬斗【写真:Getty Images】
J1のガンバ大阪は26日、三菱養和SCユースに所属するFW中村敬斗が2018シーズンからの新加入に向けて仮契約を完了させたことを発表した。
中村は2000年7月28日生まれの17歳で、現在高校2年生。来年は高校3年生ながらもプロ選手としてプレーすることになる。Jリーグクラブの下部組織所属選手以外が高校卒業前からプロとなるのは非常に珍しいケースだ。
U-15、U-16と各年代の日本代表でプレーしてきた中村は、今年10月に開催されたFIFA U-17ワールドカップにもU-17日本代表として出場。グループステージ初戦のホンジュラス戦でハットトリック、第3節のニューカレドニア戦でも1ゴールを挙げ、チーム最多の4得点を記録する活躍を見せた。
その将来性には海外クラブも注目し、11月にはドイツのシュトゥットガルトの練習にも参加していた。本人も国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトのインタビューで「欧州でプレーしたい」と夢を語っていたが、プロとしての第一歩はG大阪で踏み出すことになった。
「ガンバ大阪のユニフォームを着てプレー出来る事に、とてもワクワクしています。勝ちにこだわり、得点やアシストでチームに貢献できるように頑張っていきます。ガンバ大阪の選手として、必死に闘っていきますので、どうぞ宜しくお願い致します」と中村はクラブ公式サイトを通してコメントを述べている。
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