ウルグアイのフェデリコ・バルベルデとイングランドのドミニク・ソランケ【写真:Getty Images】
2017年の年末を迎えるにあたり、国際サッカー連盟(FIFA)では今年1年間のサッカー界で特に輝きを放った若手選手11人を選出し、公式サイトで紹介している。
2017年には5月から6月にかけてU-20ワールドカップ(W杯)、10月にU-17W杯が開催された。FIFAの選んだ11人もやはり、その両大会で目立った活躍を見せた選手たちが中心となっている。
U-20とU-17の両大会で世界制覇を成し遂げたイングランドからは最多の5人を選出。U-20W杯の出場メンバーからは、大会最優秀選手に選ばれたFWドミニク・ソランケ(リバプール)と主将のMFルイス・クック(ボーンマス)が選ばれている。
U-17W杯の優勝メンバーからは大会MVPのMFフィル・フォデン(マンチェスター・シティ)、得点王のFWリアン・ブリュースター(リバプール)、およびFWジェイドン・サンチョ(ボルシア・ドルトムント)の3人。フォデンとサンチョはすでに所属クラブのトップチームでデビューも飾っている。
イングランド以外では、U-17年代からドイツのFWヤン・フィーテ・アルプ(ハンブルガーSV)とアメリカのFWジョッシュ・サージェント(1月からブレーメン)。U-20年代からはウルグアイのMFフェデリコ・バルベルデ(デポルティボ)、フランスのFWジャン=ケビン・オギュスタン(RBライプツィヒ)が選ばれた。
それ以上の年代の選手として、22歳のドイツ代表MFレオン・ゴレツカ(シャルケ)とメキシコ代表FWイルビング・ロサノ(PSV)の2人も名を連ねている。いずれの選手も来年以降のサッカー界でさらなる飛躍が期待される存在だ。
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