リーガエスパニョーラ第17節の試合が現地時間の23日に行われ、バルセロナがレアル・マドリーとの“エル・クラシコ”にアウェイで3-0の勝利を収めた。バルサのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、2017年の通算54点目となるPKゴールを記録している。

　バルサとマドリーの両チームにとって、この試合は年内の最終戦だった。所属クラブの全公式戦と代表チームでの試合を含めた今年1年間の総得点数で、レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとメッシは試合前の時点では「53点」で並んでいたが、最後の直接対決でメッシが1点上回って2017年を終えた。

　欧州サッカー連盟（UEFA）公式サイトの集計によれば、メッシの年間54得点は欧州でプレーする全選手の中で最多。C・ロナウドのほか、バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキと、パリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニも2位タイの53得点で年内の全試合を終えている。

　さらにもう一人、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインも、23日に行われたバーンリー戦でのハットトリックにより年内53得点となった。トッテナムは26日に行われるサウサンプトン戦を残しており、その試合でケインがゴールを決めればメッシに並ぶ、あるいはメッシを上回ることができる可能性もある。2017年の欧州“年間得点王”の争いは事実上メッシとケインの2人に絞られた形だ。

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