【アーセナル 3-3 リバプール プレミアリーグ第19節】

　現地時間22日に行われたプレミアリーグ第19節のアーセナル対リバプールは、3-3の引き分けに終わった。

　リバプールはヘンダーソンが負傷交代となる不安の立ち上がりとなるが、内容面では主導権を握った。

　26分、右からサラーが上げたクロスがDFに当たると、ニアに入ったコウチーニョが巧みなヘディングシュートで決めて先制する。後半の立ち上がりにはカウンターでサラーがゴールを奪い、2点差とした。

　しかし、ここからまさかの展開に。

　アーセナルは53分、ベジェリンが右サイドからクロスを入れると、DFの甘い対応を見逃さなかったサンチェスがヘディングで合わせて反撃ののろしをあげる。56分にはジャカが強烈なミドルシュート。コースはGKの正面だったが、無回転のボールはミニョレの手を弾いてゴールネットを揺らした。さらにその2分後には高い位置でのボール奪取からチャンスをつくり、最後はエジルが技ありシュートを決め、わずか5分で逆転に成功した。

　その後、試合は再び落ち着きを取り戻すと、リバプールは71分、フィルミーノのゴールで3-3とする。

　互いに勝ち点3が欲しい展開だったが、試合は3-3の引き分けで終了。勝ち点1を分け合っている。

【得点者】
26分 0-1 コウチーニョ（リバプール）
52分 0-2 サラー（リバプール）
53分 1-2 サンチェス（アーセナル）
56分 2-2 ジャカ（アーセナル）
58分 3-2 エジル（アーセナル）
71分 3-3 フィルミーノ（リバプール）

【了】