矢島慎也が浦和レッズからガンバ大阪へ完全移籍【写真:Getty Images】
ガンバ大阪は21日、浦和レッズから元U-23日本代表MF矢島慎也の獲得を発表した。契約期間は明らかにされていない。
矢島は浦和の下部組織出身で、2012年にトップチームへ昇格。その後なかなか出場機会を得られず、2015年から2016年はファジアーノ岡山へ期限付き移籍していた。そして今年、J2での活躍が認められて浦和に復帰したもののリーグ戦では11試合出場1得点と不完全燃焼に終わっていた。
新天地となるG大阪の公式サイトで矢島は「来シーズンからガンバ大阪でプレーすることになりました。一つでも多くの勝利を勝ち取れるように努力し、サポーターの皆さんと喜べるように頑張ります。吹田サッカースタジアムでプレーするのが楽しみです」と意気込みをコメントしている。
また、G大阪は矢島と同時にモンテディオ山形からDF菅沼駿哉が加入することも発表した。同選手はG大阪の下部組織出身で、2009年から2011年途中までトップチームにも在籍していたため、7年ぶりの古巣復帰となる。今季はJ2で40試合に出場し、山形の副キャプテンも務めた。
菅沼は、G大阪の公式サイトで「幼い頃から、憧れていたチームに再び戻って来られて嬉しく思います。自分がプロ生活で培ってきたものを、全て出し尽くしたいと思います」とコメントしている。
また、山形の公式サイトでは「この度、僕はガンバ大阪へ移籍することを決めました。モンテディオ山形は、自分に再びサッカーの夢を描かせて頂いたチームです。ここには、最高のスタッフそして、チームメイトがいます。苦しい時に、苦しいと言える仲間がいます。このメンバーならJ1へ行ける、このメンバーでJ1へ行きたいと凄く悩みました。山形に来られて、みなさんと出会えて本当に幸せでした。一年間という短い期間でしたが、ありがとうございました」と、感謝の言葉を残した。
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