アーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアム【写真:Getty Images】
アーセナルは、本拠地エミレーツ・スタジアムに大量の“ネズミ”が侵入している形跡が確認されたとの報告を受け、対応を強いられることになった。英紙『デイリー・メール』が伝えている。
報道によれば、昨年行われた衛生検査の結果として、エミレーツ・スタジアムの「4つの階層全て」において、「広範なネズミの活動の形跡」が確認されたとのこと。VIPルームのキッチンなども含めた様々な場所からネズミのふんが発見されたようだ。
衛生面で問題のあることが明らかになったが、検査報告書によればスタジアムのスタッフの多くがその状況を十分に認識していなかったとのこと。クラブとスタジアム管理会社との間で適切なコミュニケーションが取られていないことも問題視されている。
問題を指摘されたアーセナルは、ただちに然るべき対処を取り始めたと主張。「ファンの健康と安全は常に優先事項だ。2016年10月に確認された問題点を非常に残念に思っている。報告を受け、懸念される部分を修正するためすぐに一連の方策を導入した」とクラブによる声明が伝えられている。
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