レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、慈善活動として南米での小児病院建設に出資すると報じられたが、“フェイクニュース”であったことが明らかになった。米メディア『ESPN』が伝えている。
スペイン『EFE通信』は、C・ロナウドがイタリア人実業家のアレッサンドロ・プロート氏と協力し、南米に複数の小児病院を建設することを計画していると報道。その一つ目はチリの首都サンティアゴに2020年完成が見込まれると伝えられていた。
だが、C・ロナウドのマネジメントを手がける「Gestifute」社はこの報道内容が虚偽であるとの声明を出した。「フェイクニュースだ。セレブにまつわる虚偽の噂をいつも広めている人物による作り話であり、クリスティアーノもその一人だ。事実ではない」と同社は述べている。
母国ポルトガルにおけるロナウドの広報関係者も同様にこの話を否定したと『EFE通信』は伝えている。「サンティアゴにおいて話を広めた企業とC・ロナウドには何の繋がりもない」と関係者は話したとのことだ。
2015年には「世界で最も慈善活動に熱心なスポーツ選手」に選出されるなど、サッカー界トップレベルの高給取りであるC・ロナウドが様々な形のチャリティー活動を通して社会貢献を行っていることは確か。だが、今回の病院建設の話は何らかの意図により生み出された虚偽報道だったようだ。
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