パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペは、20日に19歳の誕生日を迎えた。『フランス・フットボール』誌によるインタビューでは将来への展望も語っている。
ムバッペは昨シーズンのモナコでゴールを量産する活躍を見せ、数々の最年少記録を更新。モナコのリーグアン優勝やチャンピオンズリーグ準決勝進出に大きく貢献し、世界で最も将来有望な若手選手の一人と評される存在となった。
夏には買い取りオプション付きレンタルの形でPSGへ移籍し、報道によれば最大1億8000万ユーロ(約241億円)という巨額の移籍金が設定された。バルセロナからPSGに加入したFWネイマールに次ぎ、世界2位の移籍金となる金額だ。
PSGへの移籍後も、レアル・マドリーなど他のビッグクラブからの関心の噂は絶えない。ムバッペは自身の将来の見通しについて、「10年後には世界最高のチームでプレーしていたい」とコメント。「それがPSGだとすれば、その時もまだここにいるかもしれない」と続けた。
近年は大型補強を繰り返し、フランス国内では圧倒的な強さを見せてきたPSGだが、悲願の欧州制覇には手が届いていない。10年後にもムバッペがプレーを続けているような「世界最高のチーム」となるためには、さらにもう一段階の飛躍を遂げる必要があるかもしれない。
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