元鹿島アントラーズのファン・ソッコ【写真:Getty Images】
J1の清水エスパルスは20日、中国の天津泰達に所属する韓国人DFファン・ソッコが来季から完全移籍で加入することが決定したとして発表を行った。
ファン・ソッコは1989年6月27日生まれの28歳。韓国の大学から2012年にサンフレッチェ広島に加入してプロキャリアをスタートさせ、2015年には鹿島アントラーズへ移籍した。J1で通算92試合出場3得点、日本で公式戦通算110試合出場4得点を記録。広島で2回と鹿島で1回のJ1優勝を経験している。
2016シーズン限りで鹿島を退団したあと、今年は中国スーパーリーグの天津泰達へ移籍。今季のリーグ戦では15試合に出場した。銅メダルを獲得した2012年五輪や2014年ワールドカップなども含めて韓国代表でのプレー歴もある。
「伝統ある清水エスパルスに加入でき、とても光栄に思います。チームの選手、スタッフ、サポーターの皆様と一体となり、ACL出場を目指していけるよう、チームの勝利に貢献したいと思います。ぜひスタジアムに来て、たくさんの応援をよろしくお願いします」とファン・ソッコは清水公式サイトでファンへのメッセージを述べている。
J1復帰1年目の今季、清水は最終節までもつれた争いの末に残留を決めた。20日にはヤン・ヨンソン新監督の就任も発表されており、来季のさらなる浮上を目指してチーム構築を進めている。
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