バルセロナとのクラシコを得意とするFWカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
23日に行われるレアル・マドリー対バルセロナの“クラシコ”は、マドリーの9番、FWカリム・ベンゼマが輝きを取り戻す試合となるかもしれない。
ベンゼマは、今季はリーグ開幕から低調なパフォーマンスに終始。これまで公式戦19試合に出場し決めたのはたった5ゴールであり、マドリーのファンの間では批判の的となっている。
最大のライバルとの一戦でも苦戦が予想されるベンゼマだが、バルセロナ相手には非常にポジティブなデータを残している。
これまで数多くのクラシコを経験してきたベンゼマは、合計9ゴール6アシストを記録。今季の8月に行われたスペインスーパーカップの第2戦でも、バルセロナのGKテア・シュテーゲン相手に豪快なボレーシュートを叩き込んでいる。
今回マドリーのホームで行われる両者の対戦は、現在リーガで4位と後れを取っているマドリーにとっては負けられない試合となる。一方で、“お得意様”のバルセロナ相手にベンゼマ個人が不調を抜け出すきっかけをつかむことができるかどうかも注目のポイントとなるだろう。
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